@okj_webmagazine face book twitter
close
open








OK!J 限定記事
OK!J 限定記事

前の記事
次の記事

OK! INTERVIEW☆ライアン・ゴズリング: 映画『ファースト・マン』:“真の想いを表現するのがとても難しかったと思うよ”(前編)
役作りの際“自分の人生について考えさせられる”機会でもあったんだ、と語るニール・アームストロングを演じたライアン。

limited 2019.01.08

OKJ.Ryan Gosling.1.1.jpg
現地時間2018年8月29日、映画『ファースト・マン』のプレミア試写会に参加するため、ヴェネツィア国際映画祭のレッドカーペットに登場した、ライアン・ゴズリング。


話題作『ファースト・マン』(原題:First Man)(全米公開: 2018年10月12日、日本公開: 2019年2月8日)のプレミア試写会に参加するため、現地時間の2018年8月29日、クルー・メンバーたちと共に無事ヴェネツィア空港に到着し、その足でヴェネツィア国際映画祭会場に向かった、ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)!
会場での湧き上がる観客の喝采、映画評論家たちからの称賛の声は、まさにこの映画の成功を物語っていた。

そして、オープニングが終わる前に既にメディアからオスカー候補の筆頭に挙がるような評価を受けている『ファースト・マン』は、ライアン及び、監督のデイミアン・チャゼル(Damien Chazelle)共々ダブルで賞を獲得する可能性もみえている。ちなみに、この二人は2016年に全米で公開された『ラ・ラ・ランド』(原題:La La Land)で監督と主演男優としてコンビを組んでいる。

『ファースト・マン』は、NASA宇宙プログラム及び、アポロ11(Apolo 11)宇宙計画の下、重要な使命を受けたアメリカ人宇宙飛行士、ニール・アームストロング(Neil Armstrong)の10年に渡る厳しい訓練の旅を描いたもので、彼はその後1969年7月20日、初めて月に着陸した歴史上初の男として歴史にその名を残すことになる。

そして、この作品について、ライアンは自身の感想を次のように述べている。
「これは“月に着陸する”というストーリーだけではなく、なぜか“天体”に行くことを自分の使命と感じていた男の物語で、それはニールの肉体的なミッションだけではなく、情緒的な人生の旅を描いていると思う。つまり、ニールは地球上では見つけることができない“生きることの意味”や“答え”を探し求めて、その答えをみつけるために自分なりの使命感を持って宇宙に向かったというのが、この物語に関する僕の捉え方なんだ。そこには、僕たちが知っている事実とともに、さまざまな側面から想い描く“想像”の世界が織りなすストーリーの面白さがあるのではないかな?

OKJ.Ryan Gosling.1.2.jpg
写真左から:デイミアン・チャゼル監督、クレア・フォイ、ライアン。


現在、ライアンは『ドライヴ』(原題:Drive)、『ブルーバレンタイン』(原題: Blue Valentine)、『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(原題: The Ides of March)のような小規模予算のインディー・フィルムと同時に、昨年公開された『ブレードランナー 2049』(原題:Blade Runner 2049)や『ラ・ラ・ランド』をはじめ、“断固とした決断を貫く男の強さ”と“曖昧でもろい男の内面”を見事に描き、会心の演技と評判の『ファースト・マン』のような大作に出演している。

なお、ライアンはプレミア試写会のスピーチの中で、豪華な共演スタッフとして、アームストロングの妻ジャネット(Janet)役のクレア・フォイ(Claire Foy)、アポロ11号宇宙飛行士の同僚バズ・オルドリン(Buzz Aldrin)役のコリー・ストール(Corey Stoll)、マイケル・コリンズ(Michael Collins)役のルーカス・ハース(Lukas Haas)、NASA フライトディレクター、ジーン・クランツ(Gene Kranz)役のキアラン・ハインズ(Ciaran Hinds)、宇宙飛行士、ジム・ラヴェル(Jim Lovell)役のパブロ・シュレイバー(Pablo Schreiber)、宇宙飛行士訓練センター長官、ディーク・スレイトン(Deke Slayton)役のカイル・チャンドラー(Kyle Chandler)、宇宙飛行士、エド・ホワイト(Ed White)役のジェイソン・クラーク(Jason Clarke)といった豪華な顔ぶれを誇らしげに紹介している。

OKJ.Ryan Gosling.1.3.jpg


『ファースト・マン』は、ロン・ハワード(Ron Howard)監督による映画『アポロ13』(原題:Apollo 13)のアポロ13号の危機迫る月面着陸ミッションの描写同様、アポロ11号が果たした悲願の「月面着陸成功」までの様子を余すことなく、事細かに描いている。
そしてトム・ハンクス (Tom Hanks)の厳粛な演技に加え、自身の解釈で、アームストロングの「落ち着いた意思の強さ」を重々しく捉えて好演を果たしたライアン! 映画の中では、宇宙飛行に要求される、ほぼ10年に渡る厳しい肉体訓練に挑戦するアームストロングの姿だけではなく、アポロ11の使命達成に必然的に伴う、複雑な機械操作や科学的な課題を伴う描写がふんだんに紹介されている。

そして、ライアンは「その使命」や、「歴史に残る任務」について、自身の感想を次のように述べている。
「何人かのパイオニアたちが、地球を離れる冒険をしようとするときに頭をよぎる、莫大なリスク、失敗の可能性、確立性の低い成功への道を考えると、当時の彼らの計画は、まさに想像に絶するという感じがするんだ。」

オンタリオ州(Ontario)コーンウェル(Cornwell)で生まれた、カナダ出身のライアン(37歳)は現在ロサンゼルスに居を構え、6年越しのパートナー、キューバ系アメリカ人で女優のエヴァ・メンデス(Eva Mendes:44歳)、二人の愛娘、エスメラルダ(Esmeralda :3歳)、アマダ・リー(Amada Lee:2歳)と共に幸せな生活を送っている。

では、ライアン・ゴズリングが2018年8月29日、ヴェネツィアで行ったインタビューの中で語る、自身の『ファースト・マン』での経験を紹介することにする。
(注:下記のゴズリングのコメントは編集、概約したものである。)

━━ニール・アームストロングのような“歴史的な英雄”の役作りをどのようになさったのか、その点について少しお話ししていただけますか?

ニールは自分を表に出さない極めて内向的な性格で、そうした彼の性格に敬意を払った上で、彼が感じる“真の想い”を表現するのがとても難しかったと思うよ。


━━アポロ11号は莫大なミッションを抱えていたと思いますが、特にNASA宇宙開発プログラムについて、どのようなことに感銘を受けたのでしょうか?

正直言って“知れば知るほど、不可能に思える”というのが僕の実感!
とにかく、信じられないようなストーリー展開と経験に溢れていて、想像もできないようなシーンがたくさんあるんだ。例えば、宇宙飛行士たちは、個人的な心の旅生を犠牲にして“自分たちの科学的な疑問”に答えを見つけようとするんだ。こうした不思議な二面性に、そばにいる家族はきっと理解に苦しんだと思うよ!

INTERVIEW © WENN
PHOTOS © IPA / WENN.com
PHOTO © WENN.com


後編へ続く・・・。
CATEGORYから記事を読む