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OK! INTERVIEW☆エディ・レッドメイン: 映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』:“もっと深い形でキャラクターの心理に入り込むものだよ”(前編)
主人公ニュートを演じるカメレオン俳優 エディが語る、J.K.ローリングの世界。

limited 2018.12.11

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映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で主人公ニュートを演じるカメレオン俳優 エディ・レッドメインが語る、J.K.ローリングの世界。


エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)は恐らく、映画『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything)で物理学者のスティーヴン・ホーキング(Stephen Hawking)を演じ、オスカーを受賞したことで名を馳せたカメレオン俳優として最もよく知られている。
またその後には、同じく多くの人の心を捉えた映画『リリーのすべて』(原題:The Danish Girl)で、画家でありトランスジェンダーの先駆者であるリリー・エルベ(Lili Elbe)役を演じている。

しかし、何百万人ものファン、特に若い世代の間では、彼は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them)の幻想的な獣動物学者ニュート・スキャマンダー(Newt Scamander)として最も認知されている。

現在、陽気なファンタジー作品は、脚本も担当するJ.K.ローリング(J.K. Rowling)の小説に基づいた5部作の2作目、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald) (日本公開:2018年11月23日)の公開に至っている。

デヴィッド・イェーツ(David Yates)監督による新作は、ジュード・ロウ(Jude Law)演じるアルバス・ダンブルドア(Albus Dumbledore)の仲間と、ダンブルドアの優秀な生徒であった(エディ演じる)ニュート・スキャマンダーが、ジョニー・デップ(Johnny Depp)がそのカリスマ的持ち味で演じた悪の魔法使い、ゲラート・グリンデルバルド(Gellert Grindelwald)を必死の試みで撃退する様子を描いている。

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写真左から:PRエグゼクティブで、エディの妻であるハンナ・バグショーとエディ。


今回、その物語はさらに緊張感とスリルを帯び、話はさらにダークな方向へと向かっていく。続編のより不吉な展開にはエディも驚いたのだろうか。

「実際はそれほど驚かなかった」と語るエディ。 「1作目は、僕たちがキャラクターと魔法動物たちを作り上げていった一種の娯楽映画で、喜びで満ちていたね。今はその土台が固まって、2作目では、テストされる人たちを描いているんだ…。新作はそれでも奇妙で不思議なものだけれど、キャラクターの危機感が本当に高まって、緊張感も増したね。」

真摯で熱心なエディは、それぞれの役割に献身的かつ畏敬の念をもってアプローチし、演じるキャラクターを深く掘り下げる機会に没頭する。しかし『ファンタスティック・ビースト』の2作目でのニュートの成長に関して、ローリングがどのようにその世界に新たに厚みをもたらしたかには驚かされたと語っている。

「自分が、とても壮大なストーリーになると分かっているプロジェクトの一部である場合、自分のキャラクターに何が起こるかを知りたくて興奮するし、新しい台本をもらったときは本当に困惑したよ。ハリー・ポッター(Harry Potter)以来、長きに渡って全キャラクターがジョー(エディのローリングの呼び方)の心の中で成長していて、関係性はより複雑で深いものになったと実感した。僕が思うに、もっと深い形でキャラクターの心理に入り込むものだよ。」

銀行家の父を持ち、ロンドンの裕福な家庭に生まれたエディ。エディは、芸術家のイヴ・クライン(Yves Klein)についての論文を執筆したケンブリッジ(Cambridge)のトリニティ・カレッジ(Trinity College)で美術史を学ぶ以前、イートン・カレッジ(Eton College)にてウィリアム王子(Prince William)と肩を並べて学習していたことでも知られている。
彼に演技活動を続けるよう勧めた演技監督の支援を受けたのもイートン・カレッジでのことだった。エディはまず、ローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞の両方を受賞したジョン・ローガン(John Logan)の『レッド』(原題:Red)をはじめ、多くの劇場プロダクションで頭角を現す。

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36歳のエディ・レッドメインは、彼が『レ・ミゼラブル』(原題:Les Misérables)のオーディション中に出会ったPRエグゼクティブで、彼の妻であるハンナ・バグショー(Hannah Bagshawe)とロンドンで生活をしている。彼らには2歳半のアイリス(Iris)と8ヶ月のルーク(Luke)の2人の子供がいる。

━━エディ、ニュートはこの映画で変わりましたね。彼が多くの純粋さを失っていることは明らかですが、彼はどのように変化したと感じますか?

僕が興味深いと思うのは、ジョー(ローリング)が通常とは違った主人公を書いたことだね。彼には男らしさはないし、センセーショナルなウィットも持っていない。でも彼の核には、良い人間で道徳的だという部分があって、ダンブルドアの言う通り、彼は正しいことをする傾向にある。

僕がニュートについて(他に)好きなことは、彼が自分のやり方を持っている人で、たくさんの友達を作ろうとはせず、教師たちに気に入られようともしなかったということかな。彼は人の支配を受けないんだ。


━━ゲラート・グリンデルバルドは邪悪な存在です。彼とは別に、ローリングが描くもう1人の悪役のヴォルデモート卿(Lord Voldemort)と比べてどう思いますか?

この映画でのジョニー・デップの素晴らしさの秘密は、彼が人をどう魅了しているかだと思う。グリンデルバルドはチャーミングで、魅惑的で、そして時には、周囲と互いに対抗しながら、また別の感覚を作り出すような異常な論理を語る。彼はすごくカリスマ的なことをしているんだよ。

同時に、なぜ人々が彼に魅了さるのかも分かるよ。ジョニーはそれを特別な形で演じてみせた。ヴォルデモートには、もっとあからさまな残忍さや悪の気配があったけれど、ジョニーが演じるグリンデルバルドには人を魅了するものがあって、それがグリンデルバルドをさらに困惑させるのさ。

INTERVIEW © WENN
PHOTO © WENN.com
PHOTO © Lia Toby / WENN.com
PHOTO © Oscar Gonzalez / WENN.com

後編へ続く・・・。
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