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OK! INTERVIEW☆シアーシャ・ローナン: 映画『原題:メアリー・クイーン・オブ・スコッツ』:“マーゴットとの共演はとても素晴らしい経験だったわ”(後編)
念願だったクイーン・メアリー役を演じたシアーシャが語る、撮影秘話やマーゴット・ロビーとの共演。

limited 2018.12.21

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映画『原題:メアリー・クイーン・オブ・スコッツ』(全米公開2018年12月7日、日本公開日未定)で念願だったクイーン・メアリー役を演じたシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)が語る、撮影秘話やマーゴット・ロビーとの共演


━━ついにマーゴット・ロビーとの顔合わせを果たし、お互いを知り合うチャンスを手に入れたときの感想について少し触れていただけますか?

オーストラリアのことや、私が好きな映画で、マーゴットが出演している『スーサイド・スクワッド』(原題:Suicide Squad)についても話をしたりして、マーゴットとの共演はとても素晴らしい経験だったと思うわ。


━━ここ数年の間にさまざまな役柄を演じていらっしゃいましたが、今までを振り返り、その過程についてのご自身の感想はいかがでしょうか?

今までも楽しく仕事をしてきたし、これから先は今まで以上に、この仕事を楽しむことができると期待しているの。今までは映画の中で男性の人生が描かれるケースが多かったけれど、今は女性の深遠な心の移り行きに焦点を当てた作品が増えてきていると思うわ。私が子役としてこの仕事を始めたときには、10代後半の女性を描いた面白い脚本なんてないという理由から、映画界で活躍することは難しいという人たちがほとんどだったから!

そして、子役から大人の女性を演じる役にたどり着くまでに、かなりの時間が掛かったという点で、彼らの忠告はまさにその通りだったというわけ! 結局、『グランド・ブダペスト・ホテル』(原題: The Grand Budapest Hotel)や『ブルックリン』(原題: Brooklyn)という作品に巡り合って、やっと子役から脱皮して大人の女優として認められるチャンスを手に入れることができたの!


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━━ハーヴェイ・ワインスタイン(Harvey Weinstein)に対する暴露の余波の中で、ニューヨークタイムズ記者の報道から巻き上がった#MeToo(ミートゥー)やTime's Up(タイムズ・アップ)など、現在セクシャルハラスメント阻止運動に拍車が掛かっていますが、これはとても重要な女性のターニングポイントの時期とお考えですか?

今まで長年続いてきた女性の不満の声が、やっと世間を動かす原動力になったということは素晴らしいの一言で、女性はそのような劣悪な環境の下で仕事をする必要はないし、公共の場で事実を発表する勇気ある女性たちを私たちが支えるべきだと思うわ! そして私たちは被害に遭った女性たちの声を決して忘れてはいけないと思うの。

この業界の考え方が変わって、『ビッグ・リトル・ライズ 〜セレブママたちの憂うつ〜』(原題:Big Little Lies)(アメリカ・TVドラマシリーズ)や、『レディ・バード』(原題:Lady Bird)のように面白い女性の役柄と女性の観点からみたストーリー展開の作品が増えてくることを願っているわ!
その点から言っても、リース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)の功績は本当に大きいと思うわ。だって彼女は自分が尊敬する素晴らしい女優陣を集めて、主役・脇役の分け隔てなく、それぞれに役柄を与えているんですもの!


━━あなたに感銘を与えてくれた他の女優の名前を挙げてみてください。

もちろん、この業界に大きく貢献した、メリル・ストリープ(Meryl Streep)! さまざまな役柄を自分の選択で選ぶことができるなんて本当に素晴らしいと思うわ。それにケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)も同様で、二人とも強くてダイナミックな女性! 二人の先輩女優たちが出演している作品は、役柄の選択も面白くて、全て見ているわ!


━━ここ数年の間、かなり多くの場所に移り住んでいるようですが、拠点を変えながら異なった場所で仕事を続けることにどのように対応なさっているのでしょうか?

私はブロンクス(Bronx)出身なのだけれど、育ちはアイルランドのカウンティ・ゴールウェイ州 (County Galway)なの。アイルランドには、他のどこにもないような純粋な清らかさがあって、あそこに戻るたびに故郷に戻ってリラックスした想いに浸ることができるの!
でも、ニューヨークでは自分のことは自分でするという自由で自立した生活を満喫しているし、さまざまな文化が入り混じる街での経験はとても勉強になっているわ。ニューヨークでの生活は昔に比べると、もっとオープンで積極的で、私を大人の女性に成長させてくれる素晴らしさがあるの!


━━お母さまは、まだあなたにとってかなり近い存在なのでしょうか?

母は今でも私の親友! それに尊厳に溢れた誠実な人で、私にとっては人生のお手本のような存在なの! 彼女を心から尊敬しているし、周囲の人たちとの接し方を含めて、同じような生き方を心掛けるようにしたいと思っているわ。
良心は私に「自分に正直に生きること」、「自分にとって何が大切なのかを考え、意義のあることに力を注ぐこと」を教えてくれたと思っているわ。私の強さは両親や素晴らしい友人たちのサポートからきていると思っているわ。


━━ハリウッドスターに上り詰めるために、はつらつとした若さを保ち、常に主役の位置を勝ち取るという競争社会へのプレッシャーについてどのようにお考えですか?

この業界で仕事をすることに懐疑的な俳優がいることも知っているけれど、私は決してそう思わないわ! もちろん、結婚して自分の家庭を築くようになったら、しっかりとお金を稼いでそれなりのライススタイルを楽しみたいとは思うけれど、それとは別に、自分が誇りを持って真剣に取り組むことができる仕事を続けていくことが大切だと思うわ。だって、私はこの仕事を心から楽しんでいるから!

INTERVIEW © WENN
PHOTOS © Brian To / WENN.com


END.
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