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OK! INTERVIEW☆ジェニファー・ローレンス: 映画『レッド・スパロー』(前編)
主演のジェニファーが秘密のロシア人スパイを演じ、この役に魅了された訳について語る。

limited 2018.03.30

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映画『レッド・スパロー』で元バレリーナでロシアの情報機関にリクルートされ、彼女のセクシュアリティと悪知恵を使って、ロシアの敵を誘惑するドミニカ役を演じた、主演のジェニファー・ローレンス。


新作映画『レッド・スパロー』(原題:Red Sparrow)(日本公開2018年3月30日)で少し不安定なロシア人のアクセントを見事にやってのけたジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)は、ダニエル・デイ=ルイス(Daniel Day-Lewis)との関係を完全に拒否した。彼女の仲間を失う事を恐れた事が主な原因である。

「もし、私が突然ロシア人風のアクセントで話し始めて、私の存在が消されたとしても彼らを責める事は出来ません。それが友情を終わらせる理由になると思いませんか?」

もしそうだとしても、この27歳の女優には、他の埋め合わせになる特性がある。

彼女は、ユーモアがあって、おしゃれで、思っている事を包み隠さず発言する。彼女は才能に溢れ、美しく、ハリウッドで最も稼ぐ女優でもある。

間違いなくジェニファー・ローレンスとの友情には、いくつかの特典がある。

今日の彼女は、ほんの少し物憂げだが、でも上機嫌だ。白いTシャツとジーンズといったとてもカジュアルな装いに、ブロンドの髪の毛の一房は、三つ編みに堅く結ばれ、明るくフレッシュな完璧な肌のローレンスは、秘密のロシア人スパイという彼女の最も新しい役柄に熱中している。

しかし陽気で親しみのある気質とは裏腹に、ジェニファーの内面には鋭利で激しい感情が沸き上がっている。
それにより、このインタビューの間、彼女の感情が解き放たれる瞬間が見えたが、殆どの間は、その感情は潜んでいた。

『レッド・スパロー』で彼女は、元バレリーナでロシアの情報機関にリクルートされ、彼女のセクシュアリティと悪知恵を使って、ロシアの敵を誘惑するドミニカ(Dominika)を演じている。

そして、CIA(米中央情報局)のエージェント(ジョエル・エドガートン:Joel Edgerton)への接触を命じられた彼女は恋に落ち、アメリカへの亡命を決意する。

面白いけれど衝撃のシーンで物議を醸した『マザー!』(原題:mother!: 2017年アメリカ映画: ダーレン・アロノフスキー(Darren Aronofsk監督)で、既にアカデミー賞を受賞している彼女が新たなオスカー像を獲得する事はなさそうだが、この作品の後、今やローレンスは、映画業界からのむやみな称賛よりもリスクを取る事に関心があるようだ。

その賭けは上手く行くだろうか?

インタビューの大半は、友好的な雰囲気で行われ、ジェニファーはこの役に魅了されている事について、なぜその事で彼女が自分の恐怖心と向き合う事になったのかを語った。
ジェニファーはまた、セクシュアリティについて、ヌードについて、女性のエンパワーメントについて、不人気だと感じている事について、トイレでの自撮り写真を求められた事について、本音を語る事について、エイミー・シューマー(Amy Schumer)の結婚式について、英国アカデミー賞受賞式(BAFTA)でのジョアンナ・ラムレイ(Joanna Lumley)とのやり取り等について述べた。


━━最初にお尋ねしなければならないのは、今年の英国アカデミー賞受賞式でのジョアンナ・ラムレイとの事です。新聞記事をご覧になってショックでしたか?

(笑) ジョークとしてではなく取り上げられたのかどうか分かりません。あれは、ジョアンナと私が仕組んだ仲間内のジョークでした。彼女がステージに行って檀上で、「この惑星で最もホットな女優」とわざわざ言うと思いますか。明らかに私が陰で糸を引いていたのです。その後、私が檀上から「それは言い過ぎよ」と言った訳です。計算ミスだったかもしれません。
みんなジョアンナの肩を持ちました。
私も彼女が大好きです。私は、『アブソリュートリー・ファビュラス』(原題:Absolutely Fabulous: イギリスのコメディ番組:BBCにて放映)に魅了されています。彼女は素晴らしいです。誰がジョアンナ・ラムレイに対して失礼な事が出来るでしょうか。彼女は、本当に素晴らしいのですから。


━━ドミニカは、あなたにとっては大変変わったキャラクターですね。彼女のどこに魅力を感じましたか?

彼女がいわゆる生存者だからです。私は、強い意志を持って生き抜こうとしている人に非常に惹かれるようです。ドミニカは、高度な知的能力を持ち、機知に富み、無慈悲です。彼女の人生は、国家によって所有され、操られ、支配されてきました。国家は、トレーニングにより、彼女の意志と精神を押し潰そうとします。しかし彼女は彼女が彼らの脅威になると思われるものを用いて、以前にも増して強大な力を身に付けて、彼らの前に現れます。彼らは、彼女を彼らが想像していたよりも遥かに危険な存在にしてしまう訳です。


━━あなたのロシア人のアクセントですが、完全な方式によって身に付けられたのですか? 常にそのアクセントで話されていたのですか?

その事も考えました。しかし、私の友人と話す事になった時、どうしてもそれが出来ませんでした。もしそうしようとしたら、私は彼らに常にそうすると約束しなければならなくなったでしょう。彼らは、私がそのキャラクターのままでいる事を良しとしなかったでしょう。もしそうしたら、彼らは、私をそこから抜け出せないようにしたはずです。そのキャラクターになったり、元に戻ったりする方がもっと大変でした。でも私が友人にロシア人のアクセントで話しかけたとしたら 、彼らは私と付き合ってくれなくなったでしょう。私は、彼らと友人でいたいのです。彼らが大好きですから。


━━この作品と『マザー!』であなたはとても大胆な賭けに出られた訳ですが、意識してカットニス(映画『ハンガー・ゲーム』(原題:The Hunger Games)でジェニファーが演じたカットニス・エヴァディーン(Katniss Everdeen))のようなキャラクターから離れようとしている訳ですか?

この映画のキャラクターと『マザー!』のジョイ(Joy)を演じて、私は、私が脆弱で感情的に生きている自分自身の側面を探求する事が出来たと思います。それは、私が過去数年に演じてきたいくつかのキャラクターの中心ではなかったものです。そしてその事で、私は非常に解放されて自由になったと感じています。


━━今回の役柄は肉体的にも非常に大変だったと思いますが、何が最も難しかったですか?

バレエ(笑)。バレリーナが一生かけて行うレッスンを4ヶ月に凝縮して行いました。一日3時間レッスンを行いました。私がボリショイ(Bolshoi)バレエ団のバレリーナとは程遠いのは明らかですが、自分としてはとても良く出来たと思います。躓くことなく5歩歩く事が出来ないこの私が(笑)。私は、プリマ・バレリーナになる事は出来ませんでしたが、彼らから耐える鍛練を吸収する事が出来ました。また如何に私の頭と体を保持するかを学ぶ事が出来ました。そして、その為に必要な肉体的及び精神的な強さも学ぶ事が出来ました。彼らの体は完全な機械です。いったいどのように対応しているのでしょうか?


━━あなたはどのように対処したのですか?

しませんでした(笑)。ただ苦しんでいました。ですから(終わった時は)幸せでした。パーティーの時間(笑)。


Interview © Sam Clarke / Famous
Photograph © Express Syndication


後編へ続く・・・。
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