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OK! INTERVIEW☆リース・ウィザースプーン(後編)
女優として、経営者として、3人の子供たちの母として「今が一番充実した人生を楽しんでいるのではないかしら!」と自身の心境を語る。

limited 2017.10.14

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女優として、経営者として、3人の子供たちの母として「今が一番充実した人生を楽しんでいるのではないかしら!」と自身の心境を語る、リース・ウィザースプーン。


━━かつてのテレビや映画の中でも、今回のように、あのように沢山の素晴らしい女優陣を巻き込んだ作品を観た事はないような気がしますが、そう言う意味でも『ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~』は、あなたにとって素晴らしい金字塔になっているのではないかと思いますが。

ニコール、シェイリーン(・ダイアン・ウッドリー(Shailene Diann Woodley))、ローラ(・ダーン(Laura Dern))、ゾーイ(・クラヴィッツ(Zoë Kravitz))のような素晴らしい女優陣をこのシリーズ番組に巻き込んだ仕事を可能にした事をとても誇りに思っているわ。沢山の才能あふれる女優たちの存在が軽んじられがちな今の映画界の現状を、私自身いつも疑問に思っていたし、彼女たちと一緒に仕事をするようになってから、そうした現実を改めて認識する事が出来て、これから先の方向性がより鮮明に見えてきたのは確かよ。


━━つまり、ご自身を含めて多くの女優陣たちが真の意味でチャンスに恵まれていないと言う事に対して不満を感じていらしたと言う事ですね?

私だけではなく、周りの女優仲間たちと話をすればする程、そうした現実が浮き彫りになってきて、何とかしなければと思っていたの。今の業界の中では女性にはいつも誰かの妻やガールフレンドと言った役割しか用意されていないと言うのが現状なの。もっと女性からの観点をテーマにした作品を作って、埋もれてしまいがちな女優の才能を花開かせる手助けが出来ればこれ以上に嬉しい事はないわ。


━━それはある意味で、『ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~』の中であなたが演じているマデリンと共通している側面なのでしょうか?

そうなの、沢山の類似点があると思うわ。マデリンは一度離婚して再婚している40代女性で、長年の結婚生活の破たん、新しいパートナーとの関係、10代の子供が自立を始める頃の母親としての葛藤等々、彼女の周りで起きている出来事はまさしく今の40代女性たちが直面している現実と重なっていると思うの。自分の私生活を題材にした作品ではないけれど、今まで自分が考え、感じ、行動してきた事とそれ程かけ離れた経験では無い事は確かね。


━━3人のお子さんたちの母親業(ライアン・フィリップとの間に設けたエイヴァ(Ava:17歳)、ディーコン(Deacon:13歳)、現在の夫、ジム・トス(Jim Toth)との間に生まれたテネシー(Tennessee:4歳)と、ご自身の制作会社経営の両立をどのようにこなしているのでしょうか?

初恋や新しく手にする車の事、大学選びを含める将来の進路相談など、沢山の新しい人生体験の幕開けを迎えるティーンエイジャーの母親役って結構大変なのよ! 子供がもっと小さい頃は「食事の準備、通学の送り迎え、就寝前に本を読んだり」と、もっと日常的な単純作業が母親としての大きな仕事で、何よりも小さい頃は口答えもせず、素直に母親の言葉に従ってくれていたしね。

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━━ティーンエイジャーはどこが違うのでしょうか?

まず母親の言葉にことごとく反対を唱える、そして17歳の女の子に関しては、今まで娘の事を一番知っていると自負していた自分が、結局は母親として何も知っていなかったのだと、つくづく感じさせられるようなシーンが日常茶飯事登場してくるのよ! そんな時はいつも自分の母親に電話をして「私は、子供たちの人生を邪魔しているのかしら?」なんて愚痴をこぼしているわ(笑)。


━━現在はロサンゼルスでお子さんたちを育てていらっしゃる訳ですが、ご自身が生まれ育ったアメリカ南部の独特な文化や風習をお子さんたちに伝えていきたいとお考えですか?

南部の女性は、自分自身や自分の失敗を笑ってジョークで飛ばすユーモアのセンスに溢れていて、アブラムシに出くわしても叫んだりしない、どっしりとした強さを持っているの。最初の子供に私が教えた事と言えば、乗馬や動物たちと一緒に戯れる外遊びや、想像力を生かした遊びで、小さい頃から一日中テレビの前に座っているような子育て方はしなかったつもりよ。


━━お子さんたちを育てるに際して、母親として何か特別な哲学をお持ちですか?

とにかくアクティブにスポーツを楽しむ事、そして自立心を養う為の自由な空間を与える事。だって常に母親にコントロールされていると思うと窮屈になってくるでしょう。まあ、母親が何を忠告してもその通りに従ってくれる訳ではないけれど(笑)。振り返ってみると自分の両親も、私の自立心を養う為に様々な素晴らしい教育をしてくれたと思うし、そうした機会を惜しみなく与えてくれた両親には今でも本当に感謝しているわ。私も自分の子供たちには、目標を持って夢多き人生を歩んで欲しいと願っているの。


━━特にここ最近、お仕事にますます磨きがかかってきていると思うのですが、その点について現在の心境は如何でしょうか?

一生懸命仕事に取り組めば、正当な成果があると信じているし、ただ黙って電話口で何かが起こるのを待っているような生き方はしていないつもりよ。過去にはそうした消極的な一面もあったけれど、今は自己満足の世界から脱出して、自分が生み出す企画を実現に向けて発信するよう、最大限の努力をしていると自負しているわ。そして何よりも大切な事は価値観を共有し、尊敬出来る仲間を増やして一緒に仕事をするようにする事だと思っているの。


━━いつまでも若さと美しさを保っていらっしゃると思いますが、年齢を重ねる事への不安のようなものはありますか?

それが不思議にそんな事は全く気にならないの! 実は最初に『ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~』のリハーサルルームに入って自分の顔を鏡で見た時、すぐに自分の顔の皺に気がついたのよ! でも、その時は「この皺の一つ一つには、私の経験と生きた証がいっぱい詰まっているんだから!」と躊躇なく自分に言い聞かせていたのよ!


Interview © Jane Taylor / Famous
Photographs © Toby Hancock / N&S Syndication


END.
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