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OK! INTERVIEW☆映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主演トム・ホランド(後編)
スターになっても貫き通したい地道なライフスタイル、スタント、怪我等について語る。

limited 2017.07.28

Tom Holland2.1_1.jpg『スパイダーマン:ホームカミング』( 2017年8月11日、全国ロードショー)主演、21歳のトム・ホランド。



━━他のキャラクターと比べて今回のスパイダーマンにはどのような違いがあると思いますか?

さあ、実際に彼の15歳の高校生の姿を見ている訳ではないしね。でも、だからこそ、想像力が働いて、物語が更にダイナミックになると思うんだ!

だって校則を破って停学になったり、ねじり鉢巻きで宿題をしたり、女の子と遊んだりしている、ごく普通の15歳の高校生、ピーター・パーカーが突然スーパーパワーを持つようになる訳だから・・・。

ピーターの友達の1人が彼の秘密を知った時、果たしてそれが2人の友情にどのように影響するのか、友情を大切にして、そのままピーターの秘密を守るのか、等々、この映画の中には「生き方の信条や教訓」がたっぷりと含まれていると思うよ!

そして『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後、アベンジャーズ(Avengers)やアイアンマン達と友情を深めた後、再び普通の高校生生活に戻らなければならない訳だけれど、この変化に対応するのは本当に大変な事!


━━歴代のスパイダーマン役、トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドと話をして、何か貴重なアドバイスをもらったりしたのですか?

それはしなかったんだ。彼らのアドバイスを聞いたりすると、自分にも同じ事が出来るかという心配や競争心がわいたりして、真摯に演技に集中できないと思ったしね。それよりも、自分を信じて、自分らしいスパイダーマンを演じる事に専念すると言う選択をしたんだ!

でも彼らの僕についての好意的なコメントにはとても感謝しているよ。アンドリューはとても親切な紳士で、スパイダーマンの事についてはあまり話をしなかったけれど、かつての自分の経験と照らし合わせて、“撮影は大変だろうね”とか“無事に進んでいるの”とか、諸々心配してくれて、その他にも色々と面白い話をしたんだ。前任のスパイダーマン2人からお墨付きをもらうのは僕にとっても自信に繋がるし、とても大切な事だと思っているよ。

勿論、スパイダーマン以外の仕事の話もしたけれど、その時彼からマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督と仕事を終えたばかりで、その作品がオスカー候補にあがった事を聞いて、非常に刺激を受けた事を覚えているよ! 将来いつか彼らと共演出来たら光栄だな!


━━かなり激しいアクション映画なので、撮影の途中で怪我をしたような事はあったのですか?

それが奇跡的に全くなかったんだ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でも共演したスタントマンとの共同演技で、彼らは本当に最高で最強のスタントマンと言えるね。撮影中の怪我は絶対に避けなければいけないし、彼らのお蔭で無事に仕事を終える事が出来て心から感謝しているよ。

でも正直言うと、あまり激しいアクションシーンがあったりすると、「何でこの仕事を引き受けてしまったんだろう」と悲鳴を上げて、撮影中に弱音を吐く事もあったけれどね。


━━具体的に言うと?

例えば30フィート(約9.1m)下降のダイビングシーンで、僕のお腹はそんな圧力に耐えるように出来ていない訳でしょう?(笑) 実際にやってみると、結構「爽快感」があって、もう一度その感覚を味わってみたくなるんだけれど・・・でも今でもあのシーンを思い浮かべると、「うーん」と、うなってしまうような経験だったね。もう一度あの場面に立ったら多分又恐怖で震えると思うよ(笑)!

でも結局、撮影の終盤の頃に、スーツケースを持って階段から転げ落ちてしまったんだけれどね(笑)! これが最初の頃でなくて本当にラッキーと言うしかない。


━━まだ撮影は完全に終わっている訳ではないのですか?(インタビュー時は全米公開前)

あと2~3の撮影シーンが残っているけれど、でもそんなに激しいアクションではないんで、スタッフの皆も内心ほっとしていると思うよ。


━━お怪我は大丈夫なんですか?

ちょっとした打撲で捻挫した程度! 今も多少痛みを感じるけれど、でもその程度の事で済んで、ラッキーだと思っているよ。


━━スパイダーマンを演じている訳ですが、「蜘蛛」はお好きですか?

とんでもない! 蜘蛛は大の苦手! (笑)


━━それは皮肉ですね!

確かに僕もそう思うよ。でも僕を含めて蜘蛛が好きと言う人は、それ程沢山いないと思うし、僕の場合、蜘蛛は「嫌い」を超えて「怖い」存在としか言いようがないんだ。


━━でも「蜘蛛恐怖症」かどうかのテストはしなくてもよかったのですか?

その必要はなかったけれど、でも『ザ・ロスト・シティ・オブ・ゼット』の撮影の時は本当に大変だったね。


━━ジャングルの中の撮影でという事ですか?

あれは僕にとって「青天の霹靂」とも言うべき異常な人生体験だったね。熱帯自然のジャングルは将にデイビッド・アッテンボロー(David Attenborough)の世界で、こぶだらけの不思議な生き物が生息したりしていて、それはそれで嫌いではなかったし、面白い体験だったと思うけれど! 僕は、蛇や他の虫類はそれ程苦手ではないんだけれど、蜘蛛だけはダメ! それにジャングルの中に生息している“ワンダリング・スパイダー(wandering spiders)”って聞いたことある? あれは、何とも言えず気味の悪い虫で、今思い出しても悪夢にうなされる思いがするよ!


━━さあ、聞いた事はありませんが・・・きっと可愛らしいのでしょうね?

それが、全く蜘蛛のような姿ではなくて、地を這い回る、子犬位の大きさの何とも言いようのない奇妙な生き物なんだ! 頭の部分が白くて、その下は赤、その赤がとにかく目立って、思い出しただけでもゾッとする! それにガイドの話によると、一度この蜘蛛に噛まれたら、命は無いらしい。

でも、この体験はもう忘れて、これから先は「スパイダーマン」のアンバサダーとして彼らの素晴らしさを伝える伝道師になるように努力するよ!


Interview © Lily Lawson/ Famous
Photos © Toby Hancock / N&S Syndication

End
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