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OK! INTERVIEW☆映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主演トム・ホランド(前編)
スターになっても貫き通したい地道なライフスタイル、スタント、怪我等について語る。

limited 2017.07.21

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『スパイダーマン:ホームカミング』( 2017年8月11日、日本全国ロードショー)主演、21歳のトム・ホランド。



オスカー候補大作映画『インポッシブル』(原題: Lo Imposible)でインド洋の巨大な津波に飲み込まれて、のたうち回る役から、コロンビアのジャングルで謎の街を探すうちに行方不明になった探検映画『ザ・ロスト・シティ・オブ・ゼット』(原題:The Lost City of Z)の演技まで、『スパイダーマン:ホームカミング』(原題: Spider-Man: Homecoming)( 2017年8月11日、全国ロードショー)主演のきっかけとなる数々の作品に出演してきた、21歳のトム・ホランド(Tom Holland)! しかし、そんな彼も『スパイダーマン:ホームカミング』の激しいアクションシーンについて次のように語っている。

「今までも結構厳しい仕事をこなしてきたけれど、スパイダーマンのアクションシーンは、『インポッシブル』を超える激しさだったね。まだ20歳の若者がこんな事を言うと口幅ったいようだけれど、とにかくスパイダーマンの撮影は今までの僕の人生の中で一番厳しいものだったよ!」

わずか19歳でアニメ映画の代表作「スパイダーマン」に抜擢された気さくなイギリス俳優、ホランドの人生は『スパイダーマン:ホームカミング』の初公開を控えて目まぐるしく変わろうとしている。
そして、スパイダーマン役前任者のアンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield)のコメントに対しても決して反論するでもなく、冷静な対応を心がけるホランドは、家族譲りの、控え目で明るくチャーミングな性格で、同僚のクリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)をはじめ、沢山の友達から好感をもたれている! 又、ロバート・ダウニー・ジュニア(Robert Downey Jr.)もトムが殊の外お気に入りらしく、折に触れては先輩として様々な貴重なアドバイスを贈っていると言う。

又、冒険映画、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(原題:Captain America: Civil War)の中で平凡な高校生役「ピーター・パーカー(Peter Parker)」役を演じるトムは、その数ヶ月後にクランクインする『スパイダーマン:ホームカミング』との二つの役柄の調整にちょっと手古摺るような事があるかもしれない!

しかし、マイケル・キートン(Michael Keaton)演じる悪役ヴァルチャー(The Vulture)がニューヨークに近づくにつれ、トムが演じるピーターは、スーパーヒーローとして新たな責任を果たさなければならない!

インタビューの中で、今人気急上昇中のスター、ホランドは他のスーパーヒーロー映画とスパイダーマンの違い、歴代スパイダーマン役スターのトビー・マグワイア(Tobey Maguire)やアンドリュー・ガーフィールドから何故アドバイスを求めようとしないのか、スターになっても貫き通したい地道なライフスタイル、スタント、怪我、そして自身の「蜘蛛恐怖症」等について率直に語ってくれた。


━━待ちに待った『スパイダーマン:ホームカミング』の公開を間近に控えて、今胸がワクワクしているところではありませんか?

それが、実際に公開される迄は、何故か現実味がないんだよね(笑) 確かに、危険なスタント演技から普通のスーツ姿まで、数多くのシーンを撮影して無事に映画を撮り終えたところなんだけれど、頭がそれについていかないと言った不思議な気持ちなんだ! でも、僕は本当にスパイダーマンを演じ切った訳だし、その事を素直に喜ぶべきなんだよね! でも、1つ言える事は、僕にとってスパイダーマンはあくまでも“日常生活の延長線上から離れた特別な存在”で、映画の名声にとらわれて現実の自分を忘れてはならないと常に自分を戒めているんだ!

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━━「日常生活の延長線上から離れた特別な存在」と言っているのは確かクリス・ヘムズワースでしたよね?

その通り! 彼は自分自身が“映画の名声に惑わされる事なく、常に地に足をつけて生きている”僕のお手本のような先輩で、彼のこの忠告は僕にとって「座右の銘」のようなものなんだ。それは親から教えられた価値観と一致するもので、僕が映画の名声に惑わされて初心を忘れるような行動をとったら、きっと一番悲しむのは僕の家族だと思うよ。だから、僕は自分がどんな状況に陥っても、人生の指針や価値観を変える事だけはしたくないと思っているんだ。

クリスは、いつも変わらず、素朴で、自分らしく自然体で生きている先輩で僕にとって「ロールモデル」のような存在! 彼に会えた事は僕の人生の中で「最大の幸運」だと思っているよ。

クリスのもう1つ貴重なアドバイスは「家族と友人を大切にする事を忘れるな!」と言う事なんだけれど、実は僕の経理関係全般の面倒を見てくれているのは、幼い頃から一緒に遊んでいた親友のハリソン(Harrison)で、彼は僕にとって喜びも苦しみも分かち合える、切っても切れない存在なんだ! 僕がちょっとでも浮ついた行動を取ったりすると、原点に引き戻してくれる「灯台」のようなもので、僕にとってはまさに「生涯の盟友」!

だって、僕のように若くして映画の世界で急に名声を手に入れたりすると、急にプライベートジェットに乗ったり、高級ホテルに滞在したりと言う非日常的な体験をするようになって、徐々にそれが当たり前のように感じて感謝の気持ちを忘れてしまいがちになるんだ! 僕にとって映画は常にワクワクした何かを与えてくれるものなんだけれど、そうした感動がなくなって、ただ単に周囲からのおだてや名声に踊らされて生意気で鼻持ちならない人間になってしまうのだったら、僕にとっては映画そのものが色あせた存在になってしまうと思うよ!

まあ、先の事は分からないし、将来は今言葉にした「理想像」と正反対の事をしているかもしれないけれど(笑)・・・でも、きっとそんな事はないと思うよ! うん、それは絶対にないと断言できる!


━━その他にあなたに貴重なアドバイスを与えてくれる大切な存在の人はいるのですか?

それは間違いなくロバート・ダウニー・ジュニア。特に「ホームカミング」の撮影は本当に過酷で、撮影中に自分の限界を感じて、自信を失ってしまう事が何回もあったんだ。そんな時、ロバートは僕のそうした迷いを直ぐに察して、自分の経験に基づいた貴重なアドバイスを何度となく与えてくれたんだ! 今でも僕の頭にこびりついているのは「君がこの役を手にしたのは、運命のようなものなんだよ! 実を言うと、僕もアイアンマンの撮影中に何度も自信をなくした経験があるんだ。でも君がこの役に抜擢された事には何かの意味があるのだから、後は自分の運命を信じてやり抜くしかないと思うよ! 大切な事はいかに上手に演じるかではなくて、自分らしいスパイダーマンを表現するのだと言う事を忘れてはいけないよ!」大先輩のアイアンマン(Iron Man)からこんな「百人力」のアドバイスをもらったら、「もう後に引けない! やるしかありません!」と言った感じだよね(笑)。



Interview © Lily Lawson/ Famous
Photos © Toby Hancock / N&S Syndication


後編へ続く・・・。
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